はじめまして!タイシと申します。
まず、童貞を卒業した当時の自己紹介をさせてもらいます。
・名前:タイシ
・年齢:大学2年生20歳(彼女いない歴=年齢)
・容姿:細身
・似ている芸能人:三四郎の小宮
私の童貞卒業の相手は、出会い系で知り合った有村架純に似た可愛い系のポニテ美人ではなく、プロフ詐欺のデブスおばちゃんでした。
強引なデブスおばちゃんにホテルに連れていかれ、余りに臭い体に我慢しながら、涙の童貞卒業となりました。
2回戦も誘われましたが、体調不良になり、逃げるようにその場を後にしましたが、数日間たっても消えない悪臭と共に、最悪の童貞卒業の思い出になってしまったのです。
今では男友達に大ウケの、私の悲しくもおかしな童貞卒業の話をどうぞ。
目次
ヤリサーへの入部してもエッチできない!
当時、私は大学2年生で、大学生活を満喫していました。
中学校、高校と男子校で、それまでは彼女どころか女友達もいませんでしたが、大学に入ると女友達が一気に増えました。
その理由は、有名国立大学に入学し、インカレサークルに所属したからです!
あまり大学生事情には詳しくはありませんでしたが、
「インカレサークルは高学歴ならヤレる」
という噂は聞いていました。
そこで私が選んだのは、いかにもヤリサーという雰囲気のイベントサークルでした。
新歓に行ってみたところ、女の先輩や同期の顔面の偏差値が高いサークルかどうかはわかりませんでしたが、
「ダメならやめればいい」
という、軽い気持ちで入部しました。
しかし、その時の私には知らないことがありました。
それは、
「たとえヤリサーでも、ヤれるのはごく一部のイケてる陽キャだけで、私のようなイモ男子には高すぎるハードル」
だったということを…
童貞を卒業できない焦りから、出会い系に登録!
大学に入って最初の1年は、それなりに充実して過ごせました。
ほとんど同学年の女子と喋ったことのなかった私にとって、カワイイ女子とディズニーに行ったり、クリパを楽しんだりと、体験したことのないイベントばかりだったからです。
しかし2年生になると、あることに気付くようになります。
それは、
「エッチするどころか、彼女もできていない!」
ということです。
女友達がいたことで誤魔化されていましたが、だんだんとそれでは満足できないようになりました。
さらに、同期のイケメンたちはヤりまくりな一方、それ以外の男たちは女の子にとって暇つぶしの対象でしかなかったということです!
そして、自分の唯一の取り得であった学歴も、全く通用しませんでした。
そもそもイケメンたちも高学歴で、しかもW大学やK大学のようなわかりやすい私立大学なのに対し、一方の私は、レベルこそ高めだが地味な国立大学生ということで、相手になるはずがありません。
私にラインをしてくれる女の子もいましたが、いざ告白してみると、全く恋愛対象として見れないという返事ばかりでした。
私はとにかく焦り、
「このままサークルだけで女を探していても、イケメンに取られていくだけで、気が付いたら大学生活が終わってしまうのではないか」
という危機感を覚えました。
そう思った私は、新たな出会いと、自分が目立てる場所を求めて、出会い系に登録してみることにしたのです。
出会い系でカワイイ女の子とマッチングしワクワク!
出会い系に登録した直後は、すごく緊張したのを覚えています。
いままで出会い系に登録したことがなかったので、
「どうせサクラばっかりだろう」
と思っていたからです。
しかし、いざ出会い系を始めてみると、思ったよりも多くの女の子とマッチングすることができました。
しかも、みんな結構カワイイのです。
これに気をよくした私は、当初の緊張などスッカリ忘れ、メッセージ交換に精を出すようになりました。
そんな時、ある女子大生とマッチングしました。
彼女の名前はナオコ。
何を隠そう、このストーリーの主役です!
有村架純に似た美人と会う約束をすることに成功!
まず、ナオコの出会い系のプロフィールと、メッセージ交換でわかっていた情報はこんな感じでした。
名前:ナオコ
年齢:20歳
容姿:カワイイ系のポニテ美人
似ている芸能人:有村架純
顔も可愛かったうえに、話も面白いナオコと、なんとしても実際に会いたかった私ですが、その思いが通じたのか、なんとナオコから積極的に誘ってくれました。
「こんなカワイイ子に、向こうから誘われているなんて!」
私のテンションはMAXでした。
幸い家もそれなりに近所だったので、会話の流れで自然に会う約束をすることができました。
「いよいよ童貞卒業も目前か…」
そう思うと、興奮して夜も眠れませんでした。
そう、待ち合わせ場所でナオコに話しかけられるその時までは…
待ち合わせ場所に来たのは有村架純ではなく、デブスおばちゃん…
いよいよナオコとの待ち合わせの当日。
お互いに服装と待ち合わせ場所を伝え合った後、私は待ち合わせ場所へと向いました。
待ち合わせ場所に到着しましたが、時間になってもそれらしい人は見当たりません。
「バックレられたかな」
そう思っていると、ある女性に話しかけられました。
「君がタイシ君?ナオコだけど」
一瞬、何が起こったのか理解できませんでした。
それもそのはず、出会い系で知った写真や情報は真っ赤なウソ!
そこに立っていたのはデブスおばちゃんで、とんでもないプロフ詐欺女だったのです!
実物のナオコはこんな感じでした。
名前:ナオコ
年齢:不明(怖くて聞けなかったが、最低でも40歳以上)
容姿:デブス
似ている芸能人:北斗晶
いつの間にかホテルに連れ込まれる…
そのデブスおばちゃんがナオコだとわかってからも、しばらくはマトモに頭が働きませんでしたが、ナオコはしゃべり続けます。
あいまいに返事をしていると、いつの間にかホテルへ行く流れになってしまいました。
今考えれば、なんとしても誘いを断るべきでした。
しかし、ショックと驚きで頭の働かなかった私は、強引なナオコの行動に逆らう気力がありませんでした。
結局、引き返すこともできないまま、ホテルへに着いてしまったのです。
悪夢のエッチの幕が切って落とされる!
ホテルに入っておろおろとしている私に、ナオコは次から次へと指示を出していきます。
「シャワー入って!」
「服脱いで、ほら早く!」
「はい、ブラ外して!」
終始、言われるがままナオコに従っていました。
このころには少し冷静になってきましたが、もう後の祭りで、今更、引き返すことはできません。
「童貞なんでしょ?私のいうとおりにヤればいいのよ!」
ナオコのその言葉が、悪夢のエッチが始まる合図でした。
強烈なナオコの加齢臭にチンコも萎え萎え
言われるがままに前戯を開始した私は、すぐにその強烈な違和感に気付くことになります。
そう、ナオコの体が半端じゃなく臭いのです!
最初にその匂いに気付いたときは、満員電車のオッサンと抱き合っているような感覚に襲われました。
思わず身体を放そうとするも、ガッチリ捕まえられており万事休す、どうすることもできません。
特に最悪だったのがキスで、ガッツリ舌を入れてきましたが、あまりの臭いに思わず涙が出てきたのをよく覚えています。
当然、私のチンコも萎え萎え。
あれほど無気力だったのに、これほど強く記憶に残っているということからも、どれほど強烈な臭いであったかが察せるかもしれません。
命からがら射精するも、2回戦の提案に絶句
言われるがままに前戯をこなしていましたが、ついに臭いに耐えられなくなりました。
そこで、一刻も早くエッチ済ませ、1回戦限りでさっさとホテルから退散することを決意しました。
「早く入れたい!」
と懇願すると、ナオコは気をよくしたのか満足げに応じてくれました。
顔をみていると頭がおかしくなりそうだったので騎乗位をリクエストし、目をつぶって無心で突き続けていました。
あの射精までの数分間は、人生のどの数分間よりも長く感じられました。
そして、やっとの思いで射精することができて一安心していると、ナオコがこう言いました。
「じゃあ、少し休憩したら2回戦いくわよ!」
この言葉を聞いたときは正に絶句、やっとの思いで射精したのに、2回戦のことなど考えられるはずもありませんでした。
仮病ではなく本当に体調が悪化!逃げるようにホテルを後に…
ナオコの言葉を聞いてからすぐに、仮病ではなく本当に体調が悪化してきました。
恐らく精神的な疲労と、ナオコの体臭に対する拒否反応が引き起こしたのだと思います。
その旨をナオコに伝えると、その様子から仮病ではないと判断したのか、しぶしぶホテルを出ることに同意してくれました。
私とナオコは最寄り駅で解散したのですが、会話の流れでラインのアカウントを交換させられてしまいました。
「もしヤりたくなったらまた誘ってね、私から誘うかもしれないけど!」
そう言われましたが、もちろんその後は、ナオコと関係を持つことはありませんでした。
最悪な初体験の思い出も、今では笑い話に!
その後、数日間は身体からナオコの臭いがとれませんでした。
何度も何度も身体を洗いましたが、私の身体にナオコの匂いがこびりついていました。
もちろんラインはナオコをブロックし、友達リストからも削除しました。
さらに、利用していた出会い系のアカウントも消去し、ナオコと繋がるものは、文字通り全て消そうとしました。
しかし、消せないものが二つあることに気付き、私は絶望しました。
それは、事実と記憶です。
いくら時が経過して、いくら痕跡を消そうとしても、この2つはどうにも消えそうにないのです。
ただ、悪いことばかりでもありませんでした。
この話をすると、男子校時代の同級生や男の先輩には大ウケで、私の鉄板ネタになりました。
そんなバカをやっているうちに、傷は少しずつ癒えてきました。
それでも出来るのであれば、あの悪夢の初体験をなかったことにしたいと思います。
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